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7年前の株、診断してみました

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今年、7年2倍株と診断した、昭和電工、ソフトバンク、NTTドコモの3つの銘柄。7年前はどうだったのでしょうか? 7年前の財務諸表から診断してみました。

昭和電工の7年前は堅実株ではありませんでした

7年前(2011年)の昭和電工は、売上8,452億円。2008年度に1兆4億円あった売り上げは、翌年2009年、急速に落ち込み6,782億円に、その後、徐々に回復し、2011年度に8,452億円まで回復した状態でした。2011年の平均株価は157円(単位1,000株)、配当金は3円、配当利回りはわずかに1.9%と、投資家にとっては、魅力のない銘柄でした。

7年後の2018年度はどうなったでしょうか。売り上げは、9,921億円とV字回復をしています。株価は3,140円(単位は100株)になり、株価の上昇は2倍になりました。配当も120円、配当利回りは3.8%と2倍になりました。

2011年に1株157円の昭和電工株を1,000株購入していたら、現在、314,000円になっていて、157,000円の収益が得られたのです。

7年前、2011年度の昭和電工の財務諸表から診断をしてみました。その結果は、「堅実度」低く、「堅実度」から見れば、当時はお勧めできない銘柄でした。

ソフトバンクは7年前も堅実な成長株でした

7年前のソフトバンクは、売上3兆46億円。2008年度の売上、2兆77624億円から直線的に伸びています。2011年度の平均株価は2,302円、配当金は5円、配当利回りは0.2%と、配当は僅かですが、今後、急成長が期待できる魅力的な銘柄でした。

7年後の2018年度、実際はどうなったでしょうか。売り上げは、9兆9,921億円と3倍に急成長しました。株価は5,254円と、2.3倍になりました。2011年に100株(230,200円)購入した方は、現在525,400円になっていて、295,200円の収益が得られたのです。

2011年度の財務諸表から診断をしてみました。その結果、7年前も堅実な成長株でした。

NTTドコモは7年前も堅実な成長株でした

7年前(2011年)のNTTドコモは、売上4兆2242億円。2009年度の4兆4479億円の売り上げから横ばいとなっていました。2011年度の平均株価は251,900円(単位1株)、配当金は5,200円、配当利回りは3.8%と、堅実な銘柄です。

7年後の2018年度はどうなったでしょうか。売り上げは、4兆8408億円と1.2倍になりました。株価は2,519円(単位100株)と、株価は、1.8倍になりました。2011年に1株(137,900円)購入した方は、現在251,900円になっていて、114,000円の収益が得られました。

2011年度のNTTドコモの財務諸表から堅実な成長株としてお勧めすることができる銘柄でした。

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